真夜中の信号みたいに 声
音もなくこだまする 僕らの間で
たどり着いたベンチにふたり
沈む太陽
照らす蓮の花が 寄り添う
そこに居るしかできない 僕らに
少し遠くからの海風
缶ビールを撫でた
思い出の答え合わせが
少し違っていても
広がってゆく 記憶の街を歩く
僕ら変わらない 風景を携えて
空は風は海は星は
残酷なくらい繰り返して
後に通り過ぎる光を
もう二度と見ることは なくても
同じ太陽 僕らの影
遠くの街で
ふと虹の隙間に雨
頬を打つ雨
冷たく優しい
微睡みから 目覚めるような